今月のお客様

【KIRISIMA】Shochu Club Vol.76 畑中 美智子さん


“食”のスペシャリスト!
体と心を健康に元気に導く
薬膳カウンセラー

Monthly Guest vol.76
畑中 美智子

薬膳カウンセラー
 
Profile
都城市出身。英語教諭として県立高校で17年間教鞭をとる。その後、「可能性を試したい」と、やりたかった農業へ挑戦。2006年宮崎市糸原で農園「サンシャインファーム」を立ち上げる。無農薬のブドウやイチジクを栽培するとともに、体の中から美しくなるための食事法講座(インナービューティー講座)を開講。薬膳やマクロビオティックやローフードの講座を通し、食の大切さを伝えている。現在は、体質診断や心の状態を診て食のあり方をサポートする望診カウンセリングや漢方、後進の育成にも力を注いでいる。



 
「食は人の体だけでなく心のあり方も左右する」と食の大切さを伝え始めて8年。多くの人を健康へと導いている薬膳カウンセラーの畑中美智子さん。薬膳・マクロビオティックなど食事法講座を開講している。なかでも力を入れているのが「女神プロジェクト」。「女神プロジェクト」は、2週間の食生活改善プログラムの「プリンセス・ファスティング」や、四診(望診、問診、脈診、舌診)からその人の体質や気の流れ、心の状態を診て食生活をアドバイスする「望診カウンセリング」、「ひめ薬膳教室」などだ。
「プリンセス・ファスティング」はこれまでに700人が体験し、その全員を成功に導いている。カウンセリング後、マクロビオティック(玄米菜食)生活がスムーズにできるように、その人に合わせたプログラムを組む。ファスティング(断食)をすることで、これまでの食習慣を改善して脳内をリセットし、デトックスしながら減量、自然治癒力を向上させ、新陳代謝を高めるプログラムだ。体験者は2週間で平均 ㎏、1ヶ月で約8割の人が5㎏の減量に成功している。体験者からは「食事を見直したことで自分を見直すことができました。心と体が軽くなり、前向きな気持ちになりました」「これまでいかに余計なものを食べていたかが分かりました」などの感想が寄せられてくる。「教員魂なのかな。関わった方たちに落ちこぼれを作りたくないんです。みんな変わりたいという気持ちを持って来てくれています。だからひとりひとりと真剣に向き合います。2週間のファスティング中は辛い時もあるから、毎日メールをして徹底的にサポートをしています」。 8年前に、英語の高校教諭から一転、「自分の可能性を試したい」と全く畑違いの農業に飛び込んでの挑戦を始めた畑中さん。当初は、果樹栽培やジャム作りを手掛けながら、食についての勉強を始めた。独学で食と健康について学び、必要とあらば東京でも大阪でも貪欲に足を運んだ。今では食と健康に精通するプロフェ
ッショナル。「食は人が生きていく上での原点です。食が乱れると体が疲れ、心も元気が出なくなります。食を正せば、健康になれるだけでなく美しくなれる。その人が放つオーラまで変わってきます」。
天真爛漫でなんでも話せるお姉さんのような雰囲気を持っている畑中さん。だからこそ、多くの人に慕われ、周囲に人が集まり、畑中ワールドが広がっている。その原点は、「都城で育った焼酎文化にあるのかも」と話す。「幼いころから家族や地域の人が集まるところに必ず霧島の焼酎があったんです。焼酎を通してコミュニケーションをする大人たちを見て育ってきました」。人と人が心地よくつながっていくこは今の仕事と似ている。
これからの夢は地産地消や医食同源を伝える「国際中医師」になること。「食で世界を平和にしたい」と漢方にも力を入れ始めた。ひとりでも多くの人を救うには、ひとりの力では限界があると、指導者育成にも取り組んでいる。「食で人を幸せにし、その輪を広げて世界を平和にしたい」。大きな夢を掲げ、実現へ向けた挑戦を続けている。
 


デート!女子会!パーティーに!
伝統イタリア料理が
気軽に楽しめる店

宮崎市のニシタチ通りに1年前にオープンした本格イタリア料理店『ジョルノフェリーチェ』。照明を抑えた店内は大人な雰囲気が広がり、イタリアのカフェを思わせる空間だ。テーブル席とカウンター席、個室があり、テーブル席はスクロールのすだれで仕切れるので、個室感覚で楽しめる。
店のコンセプトは「昔ながらのイタリアの郷土料理を、気軽に楽しめる店」。イタリア直送の食材や契約農家で作ってもらうイタリア野菜、こだわりの熟成肉などで、イタリアの伝統料理を作っている。「食材にこだわり、シェフ魂でひとつひとつの料理を丁寧に作っているところが好きです。千葉で契約農家に作ってもらっているというイタリア野菜も魅力的。パスタもアクアパッツアも、どれを食べてもおいしいです」と畑中さん。
イタリア直送のパルマ生ハムやミラノサラミ、コッパなどは切りたてを出してくれる。毎日焼く自家製パンなどシェフの丹精込めた料理がテーブルを賑わわせている。「理にかなった伝統料理を食べながらみなさんに楽しい食事のひとときをすごしてもらいたい」。多くは語らず黙々と真心の込もった料理を作ってくれるお店だ。
▲『渡りガニのタリオリーニ』1,800円(税込)、『生ハム・コッパ・ミラノサラミ・モルタデッラ』各700円(税込)、自家製パン400円(税込)

イタリア料理店 ジョルノフェリーチェ
住所 宮崎市中央通1-22MYビル1階(ニシタチ通り)
電話番号 0985-34-9969
営業時間 18:00〜翌2:00(月〜木)
18:00〜翌4:00(金・土・祝前日)
定休日 日曜日

投稿日時:2015.10.10(Sat) 17:43:00|投稿者:charge|

【KIRISIMA】Shochu Club Vol.75 壹岐 和恵さん


『天尊降臨ヒムカイザー』を
世界中へ広める
元気はつらつの「イキティお姉さん」

Monthly Guest vol.75
壹岐 和恵

株式会社グーニーズ
プロモーション担当
 
Profile
宮崎市出身。宮崎国際大学国際教養学部を卒業後、宮崎のご当地ヒーロー『天尊降臨ヒムカイザー』や『ダンシング☆フェアリー ミィヤ』を制作・運営する宮崎のイベント会社・株式会社グーニーズに入社。プロモーション担当でキャラクターやグッズなどのPRを行う一方、キャラクターショーなどのイベントではMCを担当。大学時代に身に付けた英語力を活かし、海外のステージでは英語でMCも。明るく生き生きとした人柄は老若男女に人気。なかでも子どもたちからは「イキティお姉さん」として親しまれている。



 
宮崎のご当地キャラクターとして親しまれている『天尊降臨ヒムカイザー』や『ダンシング☆フェアリー ミィヤ』。壹岐和恵さんはイベント会場で、このキャラクターたちと一緒にステージに上がり、ステージを盛り上げるMCを担当している。楽しくはつらつとした語り口に、子どもたちは心をつかまれ、目を輝かせる。ヒムカイザーのお姉さんとして、子どもたちから絶大な人気を得ている女性だ。
MCを始めたきっかけは、大学生時代にたまたま目にしたキャラクターショーMCの募集案内。アナウンサー志望で、なかでも幼いころからキャラクターショーの司会のお姉さんに憧れていた。思い切って応募したところ、採用決定。大学に通いながら、『天尊降臨ヒムカイザー』の初代MCを担ってきた。子どもたちに宮崎伝統の神楽や神話を楽しみながら覚えてほしいとの思いでスタートした『天尊降臨ヒムカイザー』。神楽や神話を徹底的に勉強する一方で、いかに分かりやすく、子どもたちの気持ちをのせていけるかなど、会場の盛り上げ方も研究を重ねてきた。
『天尊降臨ヒムカイザー』が誕生した当初は、キャラクターショーの観客は3組ほどだ
ったのが、6年たった現在は、数千人が集まるほどに。小学館が発行している日本一の月刊ヒーロー雑誌『てれびくん』で紹介されたり、海外公演も果たすほど、知られるようになった。「誕生当初は、見に来てくれる人がほとんどいなかったのに、今は歩いていても『ヒムカイザーが…』という子どもたちのおしゃべりが耳に入ってくることもあるんです。そんなとき、とっても不思議な感覚だけど、すごく嬉しいです」。今では、「イキティお姉さん」と子どもたちから愛称で呼ばれるほど親しまれている。壹岐さんの業務はMCだけにとどまらない。キャラクターグッズの企画開発から、プロモーションまで多岐にわたる。また、最近ではアクターとして出演する機会も増え、アクションスタントの稽古にも励んでいる。「この仕事が大好きで、しかも尊敬できる先輩スタッフたちの中で仕事をできていることがとても幸せです」。と仕事への思いを語る。常に前向きではつらつとした元気さで仕事に望む姿勢は見ていてとても気持ち良い。
そんな壹岐さんのリラックスタイムは同年代の友人とおしゃべりを楽しむこと。「ランチだったり、カフェタイムだったり、飲みに出かけたりして、友人と会う日はとにかくずっとおしゃべりしています。特に夜の飲み会で焼酎を囲みながらの時間は楽しいですね。水割りを片手に花を咲かせています」。
『天尊降臨ヒムカイザー』や『ダンシング☆フェアリー ミィヤ』を世界中へ広めたい。どんどんアイデアを出せるようになりたい、いろいろな人とつながっていきたい…。いくつもの目標を抱き、負けず嫌いで頑張り屋の性分を強みに、一日一日をポジティブに切り開きながら歩んでいる。
 


落ち着いた雰囲気広がる
オシャレな
隠れ家的居酒屋

ほのかな明るさが、店内をおしゃれで、落ち着いた空間に演出している。カウンター席、個室、座敷があり、女子会やカップル、宴会と、どんなシチュエーションでも利用できるとあり、幅広い年齢層に人気の『酒菜屋 びびんこ』。壹岐和恵さんも「隠れ家的でシックなオシャレ感が好きです」とお気に入りのお店だ。
料理は宮崎の食材を中心に使った和の創作料理。定番メニューとその日仕入れた新鮮食材で作る日替わりメニューとがある。壹岐さんがおいしさに驚いたという「目光(メヒカリ)の唐揚げ」は、常連客のほとんどが必ず食べて帰るほどの人気ナンバーワンメニュー。店独自の衣をまぶし、揚げ方にこだわった目光は食感、味わいともに抜群だ。エビにマヨネーズをトッピングしてオーブンで焼いた『えびのマヨネーズ焼き』もオススメ。プリプリのエビをマヨネーズがまとう味わいは、一度食べたらやみつきになりそう。
ほかにも、地獲れの新鮮な魚の刺身や地鶏の炭火焼、チキン南蛮などで宮崎ならではの料理が、同店ならではの味わい方で楽しめる。
木を基調にしたくつろぎの空間と、新鮮な食材で作られた料理に、季節を感じながら一杯を楽しめるお店だ。
▲『えびのマヨネーズ焼き』650円(税込)、『目光の唐揚げ』650円(税込)、『海鮮サラダ』700円(税込)。

酒菜屋 びびんこ
住所 宮崎市中央通8-9西エビスビル1F
電話番号 0985-23-7324
営業時間 18:00〜24:00
定休日 不定休

投稿日時:2015.09.10(Thu) 17:47:00|投稿者:charge|

【KIRISIMA】Shochu Club Vol.74 山下 由美さん


救える命を救いたい!
犬猫のレスキューとホスピスに
力を注ぐ動物保護活動家

Monthly Guest vol.74
山下 由美

いのちのはうす保護家 代表
PHP研究所出版『奇跡の母子犬』著者
映画『ひまわりと子犬の7日間』原案者
 
Profile
日向市出身。3児の子育てに励む専業主婦をしていたが、「児玉小枝写真展」を見て、動物保護活動を始める。宮崎市の動物管理所に通い、収容されている犬猫の写真を載せるブログを開設。動物愛護団体に所属しボランティア活動に参加。平成19年、管理所に収容された一匹の母犬・ひまわりに出会い、ひまわりの記録をつづった『奇跡の母子犬』を出版。平成23年には「いのちのはうす保護家」を設立。平成25年『奇跡の母子犬』が原作となり映画『ひまわりと子犬の7日間』が全国で上映。現在は動物保護活動のほか、講演活動にも精力的に取り組んでいる。



 
2013年3月、宮崎を舞台に描かれた映画『ひまわりと子犬の7日間』が全国ロードショーされた。原作となる『奇跡の母子犬』を書いたのが、犬猫のレスキュー活動をする「いのちのはうす保護家」代表の山下由美さんだ。殺処分寸前の犬猫のレスキューや心身のリハビリ、ホスピス、譲渡会、講演活動など、犬や猫の命を救う活動に全身全霊で取り組んでいる。
活動の中心はレスキュー。野良犬や飼い主が飼育を放棄した犬、迷子犬などは保健所から動物管理所へ送られ、「狂犬病予防法」により、3日間抑留されたあと、最短で4日目に殺処分される。猫の場合は「狂犬病予防法」の対象外動物のため、動物管理所では即日殺処分されてしまう。
山下さんは、動物管理所へ通い、引き取れる犬や猫を「いのちのはうす保護家」で一旦保護し、飼い主に見放されて心に深い傷を負った犬や猫に愛情を注いで、心のケアをする。病気やけがをしている場合は手当をし、譲渡会など
で次の新しい飼い主が見つかるまでの日々を共に過ごしているのだ。
山下さんが保護活動を始めたきっかけは10年前。3児の子育てまっただ中で専業主婦をしていたとき、「児玉小枝写真展」に出会った。人間に捨てられ、動物収容施設で命を絶たれていく犬や猫の写真展だった。「見た瞬間に、この現状を変えなきゃいけない。私が変えようと思いました」。早速、宮崎市の動物保護管理所に通い、収容されている犬猫の写真を撮り、新たな飼い主を求めるブログを開設。命を救いたいと始めた活動だったが、始めた当初は「犬猫をさらしものにしている」など多くのバッシングを受けた。「現実を知らなきゃよかった。もうやめようか」と涙が止まらない日々を何度となく繰り返してきた。「救えた命を数えるよりも助けてあげられなかった命を考えてしまう辛さ」も重なった。しかし、心を閉ざしていた犬や猫がケアによって心を開き、しっぽを振って近寄ってきてくれたり、表情が明るくなってくれたりするのが、何よりの励みとなった。次々に押し寄せる試練を踏ん張って乗り越えてきた。活動を始めて10年。今でも県内では年間約3000匹の犬猫が殺処分されているが、山下さんの活動は全国で知られるようになり、多くの支援や励ましが寄せられるようになった。映画が上映されたことで、動物保護の理解も広がり、県内にも動物愛護センターが出来ることも決まった。自分のことよりも犬猫の命のためにかける日々。そんな山下さんのリフレッシュは月に1度家族全員で過ごす時間とお酒の時間。「お酒は好きですね。それに東京などにいくときは霧島酒造の焼酎をお土産に持って行きます。映画関係者の方たちにも喜んでいただきました」。
今年6月からは動物情報を発信するフリーペーパー『もふもふ』の発行もスタートさせた。今後は犬猫のホスピスに加え、介護にも力を入れていく。「老犬や病気の犬の介護は大変なことが多いので、デイサービスなどでお手伝いをしていきたい」。犬猫の生涯を守るために、活動範囲をさらに広げ、奮闘している。
 


鮮度抜群の肉と自家製ダレの
もつ鍋に舌鼓
全室個室の活気あふれる居酒屋

「宮崎で一番元気がいいお店」をモットーに、さわやかな笑顔と行き届いた気配りでもてなしてくれるのが、居酒屋「POPO家佐土原店」。山下由美さんは、スタッフの打ち上げなどで利用している。「個室でゆっくり食事ができるのがいいです。お料理もおいしいので初めて来たときに、すぐに気に入りました」。店内は、カウンター席以外は全室個室。周りの目を気にすることなく過ごせるとあり、女子会やカップル、ファミリー層にと幅広く人気だ。
メニューは、厳選した肉で作るこだわりの料理から、チキン南蛮をデミグラスソースやバジルソースで食べる風変りな創作料理、日南直送の鮮魚で作る魚料理などバリエーション豊富だ。なかでも、お勧めは「もつの赤炊き」。1本そのまま仕入れた新鮮な黒毛和牛の小腸を自家製の味噌ダレでいただくもつ鍋だ。濃厚な甘みとあっさりとした後味は、暑い夏でも何度も食べたくなる味わい。都城直送の無菌豚で作る「特選豚はらみの炭火焼き」も店の自信作。臭みがなく、牛肉のような厚さのはらみをじっくり炭火で焼き上げた一品は、やわらかく、口の中で脂身が甘さを広げながらとろけていく。
スタッフの笑顔とおいしい料理が夏バテ防止にも最適の居酒屋だ。
▲「特選豚はらみの炭火焼き」626円(税込)、「もつの赤炊き」1,058円(税込)、「お刺身 桶盛り」842円(税込)。

POPO家 佐土原店
住所 宮崎市佐土原町下那珂2619-3
電話番号 0985-73-7411
営業時間 17:30〜24:00
定休日 火曜日

投稿日時:2015.08.10(Mon) 17:37:00|投稿者:charge|

【KIRISIMA】Shochu Club Vol.73 浦郷 美紀さん


障がい者に寄り添い
よりよい生活のためのサポートに励む
相談支援専門員

Monthly Guest vol.73
浦郷 美紀

株式会社SHIBA  ポケット
相談支援専門員・社会福祉士・介護福祉士
 
Profile
佐賀県武雄市出身。西九州大学健康福祉学部を卒業後、佐賀県の特別養護老人ホームに勤務。平成24年5月に宮崎へ。株式会社SHIBAに入社し障がい者の就労支援を担当。平成25年、株式会社SHIBAの相談支援事業「ポケット」の立ち上げに尽力。現在、相談支援専門員として、相談者約260人を担当。県内で最も多い相談者を抱える専門員と言われながら多忙の日々。平成26年、株式会社SHIBAの代表取締役と結婚。互いの力を合わせ、県内の福祉に力を注いでいる。



 
障がい者の生活や就労のサポート、サービスの利用計画書作成などの支援にあたる相談支援専門員。浦郷美紀さんは、株式会社SHIBAの相談支援事業「ポケット」の相談支援専門員として持てる力の全てを注いでいる。相談の対象者は、精神や知的、身体に障がいがある児童から大人まで。子どもの場合は、放課後のデイサービス等の計画を立てながら事業所を探したり、学校卒業後の就職先を一緒に探すことなどが仕事内容だ。大人の場合はヘルパーや短期入所先、福祉サービスを利用した就労先を探すなど、必要なサービスを見つけ、生活していける環境を整えるサポートをしている。
浦郷さんが徹底しているのは、「会いに行く専門員」。電話やメールで終わらせるのではなく、会いに行くことを心がけている。「会って話すことで、生活も見えてくるし、より相談者に適したサービスを提供できるんです」。依頼がくると、まずは会いに行き、話をじっくり聞く。相談者に必要なサービスを提案
し、事業所を一緒に見学に行く。事業所が決まるとサービス等の利用計画書を作成。その後は少なくとも3ヵ月から半年に1回は会い、生活の様子を聞く。相談者に寄り添い、よりよい生活ができるためのサポートをしている。児童の場合は高校2年生になると卒業後に向けた福祉サービスへのサポートを始める。早い段階から児童と関わり始め、どういうサービスを必要としているのか、また適しているかを一緒に学校などの機関と連携して考え、必要時には一緒に見学に行きながら、探していく。
常に心がけているのは、抱える件数が多いからといって、手薄にはしないこと。ひとりひとりに親身に丁寧に対応をしている。明るくて楽しい浦郷さんは相談者からも事業所の職員からも人気で、信頼が厚く、会うのを楽しみにしている人も多い。「朝早くから夜遅くまで頑張っています。利用者や事業所から呼び出しの電話がかかってくることも多いにも関わらず、いつもすぐに対応してくれています。彼女のスケジュール帳は予定で真っ黒です」と株式会社SHIBAの代表取締役で、夫の柴田裕介さんも浦郷さんの頑張りを認めている。
そんな多忙な日々のオアシスは大好きなお酒を愉しむ時間。「この日は飲むと決めて飲むようにしています。焼酎はロックで飲むのがいいですね。焼酎本来の味が楽しめるので」と束の間のリフレッシュ時間を満喫している。
人がその人らしく生きられるようにサポートをする仕事。マニュアルはあっても、人の気持ちをくみとり、寄り添う作業は人間力にかかっている。奥の深い仕事にとまどい悩むこともあるが、関わった人が、いい方向に変わってくれることがやりがいとなっている。「相談者と一緒に成長していきたいですね」と今後の目標を笑顔で話す浦郷さん。宮崎の福祉に全力で取り組んでいる。


アットホームな雰囲気と
おふくろの味がうれしい
気さくで温かい家庭料理屋

「ただいま」と言いながら入ってくるお客様を、大将と女将さんが「お帰り〜」と返す。こんなアットホームな空気に包まれているのが、宮崎料理たのもし。浦郷美紀さんイチオシのお店だ。「大将と女将さんの人柄が好きで、おしゃれな和の雰囲気が落ち着くんです」。約5年前に、大将の甲斐 円さんと母親のゆみこさん親子がオープンした家庭料理屋だ。厨房に立ち、板前をするのが、この道30年になるゆみこさん。地どれの食材を使った「いのししの炭火焼」や「めひかりの唐揚」から、郷土料理、オリジナル料理などが楽しめる。どれもが手作りの温もりあふれるおふくろの味。「料理はダシが命です。ダシで味を作り、しょう油でととのえています」とゆみこさん。しび(まぐろ)節で丁寧にダシをとり、厳選したお気に入りのしょう油で味を決めている。そんなダシの味わいを存分にたのしめるのが、「だしまき卵」や「冷や汁」だ。浦郷さんのお気に入りは「たのもし肉じゃが」。試行錯誤を重ね完成させたオリジナルの一品だ。
「お客様がゆったりできて、笑いがでる店。会話ができて長く付きあっていける店にしたいと思っています」とゆみこさんは語る。味わいも雰囲気も温かさがしみる、ほっとくつろげるお店だ。
▲「だしまき卵」580円(税込)、「たのもし肉じゃが」780円(税込)、「北浦のあら煮」780円(税込)

宮崎料理 たのもし
住所 宮崎市中央通7-5 京ビル東棟2階
電話番号 0985-22-4621
営業時間 18:00〜24:00(LO23:30)
定休日 火曜日

投稿日時:2015.07.10(Fri) 17:26:00|投稿者:charge|

【KIRISIMA】Shochu Club Vol.72 緒方 由紀子さん


木の香りや温かみを伝える木育から
絵本の読み聞かせ…
公私ともに宮崎の文化に尽力

Monthly Guest vol.72
緒方 由紀子

みやざきアートセンター
教育普及課兼木育担当
 
Profile
長崎市で生まれ、諫早市(旧西彼杵郡)で育つ。名古屋芸術大学美術学部彫刻科を卒業。東京で着物の仕事に就いた後、新潟県の職業訓練校織布科に進学。卒業後、京都の草木染工房へ就職。2003年、結婚を機に宮崎へ移住。2009年よりみやざきアートセンターの学芸員として木育の普及に力を注いでいる。日向路工芸店店主の妻、2児の母。



 
やさしい笑みと温かい雰囲気で会う人を出迎えてくれる緒方由紀子さん。宮崎市にあるみやざきアートセンターで働いている。就業前には小学校で絵本の読み聞かせをするなど、公私共に宮崎の教育や文化に力を注いでいる女性だ。
芸術に興味を持ち、名古屋芸術大学で彫刻を学んだ。「自分探しの旅をずいぶんしました」と、長崎で生まれてから宮崎在住に至るまでの経緯を笑顔で語る。彫刻の世界に身を置くなかで、布にも興味がわき、大学卒業後もしみ抜きや織物を学ぶために職業訓練校へ通うなど、アートの世界を多岐に渡り習得してきた。京都の草木染工房に勤めているときに縁談があり、宮崎へとやってきた。
2009年、市民が気軽に活動できる「まちなかの文化公共施設」としてみやざきアートセンターがオープン。緒方さんは学芸員として携わることになった。みやざきアートセンターでは1年間にさまざまなジャンルの展覧会を開催している。展覧会を盛り上げるためのクイズコーナーやワークショップなどを企画、運営し、他にもキッズルームの管理、木育などを担当している。なかでも、いま一番力を注いでいるのが木育。「人は手入れが行き届いた山から恩恵を受けて生活ができています。だけど、昭和30年代の燃料革命以降、木材の消費が減り続けています。そのために、山の手入れが行き届かなくなり始めているんです。木の根っこが細くなり、地盤が弱くなってきています。山が元気でいるから、空気も水もきれいになります。もっと木を使って循環させて、みんなが幸せになれたらいいなと思っています」。木が使われなければ、日本が築いてきた木の文化や技術がすたれていき、職人がいなくなってしまう…。幼いころから木に触れることで、木の香りや温かみなどのよさを知ってもらいたい。これが緒方さんの願いだ。木育インストラクターを習得し、現在は、子ども会や小学校などに出前授業にも行っている。木でマイ箸づくりをしたり、おもちゃづくりをしたりしながら、木に興味をもってもらえるように活動している。みやざきアートセンターのキッズコーナーにも、木のプールやトンネル、すべり台、積木を置き、子どもたちが気軽に木と触れ合えるようにしている。「『木ってなんかいいね〜』って思ってもらえたらうれしいですね」と語る。
2児の子育てをしながら、仕事に絵本の読み聞かせにと多忙な日々。オフの日は、絵本の勉強会に行ったり、映画を見に行ったりしてリフレッシュをしている。夫が日向路工芸店の店主をしているので、全国の職人とつながりがある。幼いころから祖父や叔父が焼酎を囲み楽しい時間を過ごしているのを見て育ってきた。その影響で、職人や大切なお客様、お世話になった人には焼酎をお土産に贈っている。
自分探しの旅をしながら積み重ねてきた人脈と知識と技術を生かし、宮崎の木育を広めていきたいと活動に力を注いでいる。
 


宮崎、鹿児島県産にこだわり
炭火でじっくり焼き上げた
うま味たっぷりうなぎに舌鼓

「結婚記念日のお祝いなど特別な日はここに行くんです。うなぎの焼き加減はもちろん、ご飯もおいしくて。ご主人の職人魂を感じます」と、みやざきアートセンターの緒方由紀子さんが絶賛するお気に入りのお店が、佐土原町にある「かねしんうなぎ」。
創業38年、老舗のうなぎ店だ。現在は2代目が店を切り盛りしている。控えめで寡黙だが、おいしいうなぎを提供することには妥協をしない。大切にしているのは、国産のうなぎを使うこと。宮崎県産を第一にし、入手できないときは鹿児島県産のうなぎを使っている。さばいたうなぎを「地焼き」して出すのが、かねしん流。焼いた後に蒸す「江戸焼き」とは違い、蒸す工程を行わないのが「地焼き」。
注文を受けてから炭火で焼きあげる蒲焼きは、香ばしくて皮はパリッと、身はしまっている。甘すぎない程よい味わいのタレがからまったうなぎは、濃厚な味わいを口の中に広げてくれる。
オススメのメニューはうなぎのかば焼き、「うなカツ」、肝、うなぎを巻いた玉子焼き「う巻き」、うなぎの酢の物「うざく」などがセットになった「松定食」。ボリューム満点で、うなぎのおいしさを余すことなく堪能できる。
▲「松定食」3,500円(税込) 蒲焼き、肝、うまき、うざく、うなカツ、ご汁、御飯、漬物がセット
他にも「うな重」2,000円(税込)、「うな丼」1,600円(税込)などがある。

かねしんうなぎ
住所 宮崎市佐土原町下那珂305
電話番号 0985-73-1100
営業時間 11:00〜20:00
定休日 火曜日

投稿日時:2015.06.10(Wed) 08:38:00|投稿者:charge|
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