【KIRISIMA】Shochu Club Vol.74 山下 由美さん


救える命を救いたい!
犬猫のレスキューとホスピスに
力を注ぐ動物保護活動家

Monthly Guest vol.74
山下 由美

いのちのはうす保護家 代表
PHP研究所出版『奇跡の母子犬』著者
映画『ひまわりと子犬の7日間』原案者
 
Profile
日向市出身。3児の子育てに励む専業主婦をしていたが、「児玉小枝写真展」を見て、動物保護活動を始める。宮崎市の動物管理所に通い、収容されている犬猫の写真を載せるブログを開設。動物愛護団体に所属しボランティア活動に参加。平成19年、管理所に収容された一匹の母犬・ひまわりに出会い、ひまわりの記録をつづった『奇跡の母子犬』を出版。平成23年には「いのちのはうす保護家」を設立。平成25年『奇跡の母子犬』が原作となり映画『ひまわりと子犬の7日間』が全国で上映。現在は動物保護活動のほか、講演活動にも精力的に取り組んでいる。



 
2013年3月、宮崎を舞台に描かれた映画『ひまわりと子犬の7日間』が全国ロードショーされた。原作となる『奇跡の母子犬』を書いたのが、犬猫のレスキュー活動をする「いのちのはうす保護家」代表の山下由美さんだ。殺処分寸前の犬猫のレスキューや心身のリハビリ、ホスピス、譲渡会、講演活動など、犬や猫の命を救う活動に全身全霊で取り組んでいる。
活動の中心はレスキュー。野良犬や飼い主が飼育を放棄した犬、迷子犬などは保健所から動物管理所へ送られ、「狂犬病予防法」により、3日間抑留されたあと、最短で4日目に殺処分される。猫の場合は「狂犬病予防法」の対象外動物のため、動物管理所では即日殺処分されてしまう。
山下さんは、動物管理所へ通い、引き取れる犬や猫を「いのちのはうす保護家」で一旦保護し、飼い主に見放されて心に深い傷を負った犬や猫に愛情を注いで、心のケアをする。病気やけがをしている場合は手当をし、譲渡会など
で次の新しい飼い主が見つかるまでの日々を共に過ごしているのだ。
山下さんが保護活動を始めたきっかけは10年前。3児の子育てまっただ中で専業主婦をしていたとき、「児玉小枝写真展」に出会った。人間に捨てられ、動物収容施設で命を絶たれていく犬や猫の写真展だった。「見た瞬間に、この現状を変えなきゃいけない。私が変えようと思いました」。早速、宮崎市の動物保護管理所に通い、収容されている犬猫の写真を撮り、新たな飼い主を求めるブログを開設。命を救いたいと始めた活動だったが、始めた当初は「犬猫をさらしものにしている」など多くのバッシングを受けた。「現実を知らなきゃよかった。もうやめようか」と涙が止まらない日々を何度となく繰り返してきた。「救えた命を数えるよりも助けてあげられなかった命を考えてしまう辛さ」も重なった。しかし、心を閉ざしていた犬や猫がケアによって心を開き、しっぽを振って近寄ってきてくれたり、表情が明るくなってくれたりするのが、何よりの励みとなった。次々に押し寄せる試練を踏ん張って乗り越えてきた。活動を始めて10年。今でも県内では年間約3000匹の犬猫が殺処分されているが、山下さんの活動は全国で知られるようになり、多くの支援や励ましが寄せられるようになった。映画が上映されたことで、動物保護の理解も広がり、県内にも動物愛護センターが出来ることも決まった。自分のことよりも犬猫の命のためにかける日々。そんな山下さんのリフレッシュは月に1度家族全員で過ごす時間とお酒の時間。「お酒は好きですね。それに東京などにいくときは霧島酒造の焼酎をお土産に持って行きます。映画関係者の方たちにも喜んでいただきました」。
今年6月からは動物情報を発信するフリーペーパー『もふもふ』の発行もスタートさせた。今後は犬猫のホスピスに加え、介護にも力を入れていく。「老犬や病気の犬の介護は大変なことが多いので、デイサービスなどでお手伝いをしていきたい」。犬猫の生涯を守るために、活動範囲をさらに広げ、奮闘している。
 


鮮度抜群の肉と自家製ダレの
もつ鍋に舌鼓
全室個室の活気あふれる居酒屋

「宮崎で一番元気がいいお店」をモットーに、さわやかな笑顔と行き届いた気配りでもてなしてくれるのが、居酒屋「POPO家佐土原店」。山下由美さんは、スタッフの打ち上げなどで利用している。「個室でゆっくり食事ができるのがいいです。お料理もおいしいので初めて来たときに、すぐに気に入りました」。店内は、カウンター席以外は全室個室。周りの目を気にすることなく過ごせるとあり、女子会やカップル、ファミリー層にと幅広く人気だ。
メニューは、厳選した肉で作るこだわりの料理から、チキン南蛮をデミグラスソースやバジルソースで食べる風変りな創作料理、日南直送の鮮魚で作る魚料理などバリエーション豊富だ。なかでも、お勧めは「もつの赤炊き」。1本そのまま仕入れた新鮮な黒毛和牛の小腸を自家製の味噌ダレでいただくもつ鍋だ。濃厚な甘みとあっさりとした後味は、暑い夏でも何度も食べたくなる味わい。都城直送の無菌豚で作る「特選豚はらみの炭火焼き」も店の自信作。臭みがなく、牛肉のような厚さのはらみをじっくり炭火で焼き上げた一品は、やわらかく、口の中で脂身が甘さを広げながらとろけていく。
スタッフの笑顔とおいしい料理が夏バテ防止にも最適の居酒屋だ。
▲「特選豚はらみの炭火焼き」626円(税込)、「もつの赤炊き」1,058円(税込)、「お刺身 桶盛り」842円(税込)。

POPO家 佐土原店
住所 宮崎市佐土原町下那珂2619-3
電話番号 0985-73-7411
営業時間 17:30〜24:00
定休日 火曜日

投稿日時:2015.08.10(Mon) 17:37:00|投稿者:charge|