【Charge】 LIVE REPORT 〜葉加瀬太郎のコンサートツアー「WITH ONE WISH」&柏木広樹 インタビュー〜



笑いあり、感動ありのステージを展開した葉加瀬太郎のコンサートツアーをレポート!

11月16日宮崎市民文化ホールで行われた葉加瀬太郎のコンサートツアー「WITH ONE WISH」。バンド編成からアンプラグドなスタイルまでをこなし、音楽の素晴らしさを再発見させてくれるコンサートだった。

ステージに登場すると「葉加瀬太郎です!どうぞよろしくお願いします」。と挨拶をし演奏が始まる。ヴァイオリン、チェロ、アコースティックギター、パーカッションとシンプルながらも楽器の良さを最大限に生かし、「Etupirka」、「One pint of love」を披露した。今回の全国ツアーは11月7日にリリースされたばかりのNew Album「WITH ONE WISH」を引っ提げてのツアーという事もあり、今作からの曲を中心に構成されたセットリストとなっていた。さらに、アンプラグドのスタイルを終えると、今回のアルバムのタイトル曲にもなっている「WITH ONE WISH」を9人編成のバンドで披露する。迫力のある演奏に会場を飲みこんでいき、先ほどまでとは違う雰囲気をつくり上げていく。

演奏後MCで葉加瀬さんが「宮崎でのライブは2006年ぶり。また帰ってくる事が出来ました!どうぞよろしくお願いします!お昼は楽屋で冷や汁も頂き、気分も高まっております。先ほど演奏させて頂いた“WITH ONE WISH”は東北がんばれ!日本がんばれ!という意味も込めて制作した楽曲になっています。また、今日は皆さんで楽しんで大いに盛り上がっていきましょう!どうぞよろしく!」と話した。その後も「Back to our home」、「PRECIOUS TIME」、「エターナル」、チェロとピアノのみの楽曲「大地を繋ぐ樹の下で」を演奏。ライブでは恒例となっているお楽しみコーナーには「葉加瀬博士の題名のない音楽実験室」だ。葉加瀬さん自身の楽曲を様々なリズムや楽曲と組み合わせ新たな音楽を作り出すというコーナー。テレビ番組で登場する葉加瀬博士に扮してステージに登場すると名曲「Etupirka」に日本の祭音頭のリズムを合わせ会場も手拍子をしながら「エトピリカ音頭」を作りあげていく。楽しい愉快なMCと共に様々な楽曲をハイブリットさせた楽曲に会場からは大きな拍手と共にたくさんの笑顔で溢れていた。

15分の休憩をはさみ第二部がスタート。葉加瀬さんの登場で、会場は大きな拍手に包まれ、「ARAB EXPRESS」、「上島町のうた」、「希望の風」とエキゾチックな曲が披露され、第一部とは全く異なる空間となった。次に演奏される「シシリアンセレナーデ」。この曲にはかなり思い入れがあるという葉加瀬さん。「この曲は僕が幼いころからずっと憧れを抱いていたシシリア島をイメージして作りました。恐らく映画の影響だとは思うのですが、僕の思うシシリア島を曲にしました。曲が完成した時、本当にこの曲はシシリア島にフィットするのか?という疑問が沸きました。ならば、シシリア島に行って試してみようと思い、2泊3日でシシリア島に行ったんです。美味しいパスタ、底抜けに明るい人々、もっとも感動したのはキレイなサンセットでした。それは言葉に出来ない美しさで。まさにシシリア島に恋をしたような時間でした。この美しい景色や自然を子どもたちが大人になった時にも残さなければいけないとも思いました。みなさんもどうぞゆっくり聞いてみて下さい。」と演奏を始めた。哀愁漂うヴァイオリンのメロディから熱い想いが伝わってくる楽曲に会場全体が酔いしれていた。

その後バンドメンバーを紹介し、葉加瀬さんの盟友でチェロの柏木さんのアルバム「musicasa」から葉加瀬さんをfeaturingした楽曲「CACADOR」を披露した。独特のリズムに民族音楽風のコーラスが印象的なイントロから始まり、ダンサンブルな楽曲。それはまるでヴァイオリンとチェロが会話をしているようで、葉加瀬さん、柏木さんがお互いを信頼しているからこそ出来あがる楽曲にも感じられた。

そして、葉加瀬さんの代表曲でもある「情熱大陸」をディスコ風にアレンジした「情熱大陸ハカセンスver」も披露し、観客全員が総立ちの大盛り上がり。さらに葉加瀬さんを含むバンドメンバーによるダンスも披露された。本編が終了すると会場からはアンコールの手拍子が上がった。地元大阪の為に書き下ろしたという新曲「MY HOME

TOWN」がこの日のコンサートの締めくくりとなった。大人から子どもまで楽しめるコンサートはこの日会場に集まった全員が満足して帰ったに違いない。

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ライブでは音楽監督!葉加瀬さんの盟友・チェロの柏木広樹さんにインタビュー! 



ーニューアルバム「musicasa」はどういった内容になっていますか?また今作の聞きどころを教えて下さい。
●「musicasa」は造語ですが、Musicは音楽、Casaはポルトガル語で家。だから、「ミュージックハウス」という意味なんです。仲間が家に遊びに来てみんなで音楽を奏でるという内容ですね。2ndアルバム「CASA FELIZ」というアルバムから約10年。「CASA FELIZ」はとても大切な作品だったのであれからどんな変化があったのか。誰もにある「新たな出発」という想いも含まれています。


ー沢山のゲストを迎えて制作された今作。レコーディング秘話や制作秘話があれば教えて下さい。
●今回、三味線奏者の上妻さんと共演させて頂いたんですが、単に「三味線と一緒に演奏」ではなく、「上妻さんと楽曲を作る為に参加してもらったんです。いい意味で予期せぬ方向に格好良くなりましたね。レコーディング中、「楽器同士の会話がこうも簡単に成立してしまうのか!」と驚きました。正直、和楽器に対して迷っていましたが、すんなり曲が出来ましたね。また、6曲目に収録されている「2011」は去年の年末最後のライブにて即興で演奏した楽曲です。その時は感謝の気持ちを込めて演奏していたんですが、スタッフから「すごく良かった!」という声をもらって譜面に起こした楽曲ですね。その時の感情がそのまま曲になっています。


ー柏木さんがチェロを始めたきっかけを教えて下さい。
●3歳の頃からピアノを始めて、4年後反抗期が来たんです(笑)。「ピアノ以外なら何でもやる!」と言ったら既に家にはチェロが置いてありました(笑)。最初にチェロを弾いた時は「これだ!」とビビッときましたね。


ー宮崎の印象を教えて下さい。
●大学からやっていたインストバンド「Gクレフ」から数えると宮崎には15回位は来ていますね。当時も宮崎ですごく盛り上がったんです。宮崎は、気候からか、独特の雰囲気があって、人も暖かいですよね。

ー宮崎で楽しみにしている事はありますか?
●もちろん、鶏と焼酎ですね!地鶏を初めて食べた時は衝撃でした。鶏→霧島→鶏→霧島→時々きゅうりみたいなね(笑)。


ー次に挑戦したい事はなんですか?
●まだまだ、いろんな人の前で音楽をしたいし、いろんな音楽を創りたい。音楽は一番生活に密着した共通言語だと思うので、さらに広げていきたいです!イヤな時代に突入してる分、音楽ぐらいは楽しくありたいですよね。「音楽で皆がどんどん笑顔に…」、そんなふうに楽しくのんびりやりたいなと思っています。


ーチャージ方法を教えて下さい。
●赤霧島と地鶏!(笑)。宮崎で飲む赤霧島は別格にうまいんですよ!僕、お酒大好きなんですけど20度の焼酎は宮崎だけ。地元の水で伸ばす水割りは最高にうまいんですよ。美味しい水割りは甘い。そんなお酒が飲める宮崎の方は幸せですね!


ー読者の皆さんにメッセージをお願いします。
●チェロって気軽に聞こうという気にはなかなかならないかもしれませんが、一回聞いてみてほしい。音楽って生活に密接しているもの。疲れている時や朝起きた時、自分の生活のどこかでチェロのある音楽をトライしてもらえると嬉しいですね。

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投稿日時:2012.12.06(Thu) 19:30:00|投稿者:charge|